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【2024年 最新版】リモートワーク×地方移住が最強!オススメの移住先3選!

新型コロナウィルス以降、急速に進んだ「リモートワーク」。近年ではそのリモートワークを廃止する流れが来ていますが、それでもリモートワークを継続すると表明する企業の割合は22.6%あり、リモートワークを経験した労働者の約6割がリモートワークを中心とした働き方を継続したい、という結果も出ています。

企業側にとってみればリモートワークでは労働者がきちんと働いているかを見極めることが非常に難しく、社内統制を取ることも容易ではありません。一方で労働者側からすれば、子育てにさける時間の増大や、通勤にかかる時間を削減できるといったメリットが大きく、上記の研究結果を見ても企業側と労働者側の意思が反する状況が続いています。

そんなリモートワークですが、うまく活用すれば企業側も労働者側もウィンウィンの関係になれる場合があります。それは「リモートワーク×地方移住」という選択肢です。
例えば企業側は地方在住の優秀な人材を確保することが出来ます。労働者側も地方に移住することで生活コストを大幅に削減することができます。その他にもメリットは以下のように多数あります。

企業側労働者側
人材の定着化ワークライフバランス向上
コスト削減柔軟な働き方の実現
生産性向上健康面での向上
企業ブランディング可処分所得の向上

今回の記事では「リモートワーク×地方移住」におけるメリットを紹介しながら、オススメの移住先5選をお伝えします!

なぜリモートワーク×地方移住が最強?

先述した通り、私は「リモートワーク×地方移住」こそが最強の働き方だと断言します。上記の表をもう一度振り返ってみましょう。

企業側労働者側
人材の定着化ワークライフバランス向上
コスト削減柔軟な働き方の実現
生産性向上健康面での向上
企業ブランディング可処分所得の向上

企業側・労働者側双方にとってメリットを享受できるのが「リモートワーク×地方移住」という選択肢です。

企業側のメリット

企業は人材確保だけにとどまらずオフィスを維持するための費用や社員の通勤費など、多額の投資を行なっています。例えば東京に本社を構える企業の多くは高額なオフィス賃料を支払ってでも都内の一等地にオフィスを持ち、人材確保に勤しんでいます。社員も東京などの大都市圏でのオフィスワーカーに憧れて入社を希望していたため、企業側は少しでもいいオフィスを構えていい働き方ですよ〜とアピールすることで良質な労働者を誘い出していました。ただし近年は都心志向が薄れてきており、地元への回帰や自分が住みたかった街へ移住するケースが増えています。

そこで企業側がリモートワークを選択することで良質な人材を捕まえる確率が上がります。総務省のアンケートではリモートワークを経験した労働者の約6割が未だにリモートワークを希望している状況から鑑みても、柔軟な働き方を示すことによるメリットは絶大なのです。

労働者側のメリット

労働者側にもメリットはたくさんありますが、その中でも顕著にメリットを享受できるのは可処分所得の向上です。可処分所得とは個人や世帯が自由に使えるお金のことであり、地方移住することによってそのお金が増えるという理屈です。

例えば東京23区では1LDKで10.15万円ですが、静岡県に移住すれば同じ条件で4.88万円で住むことができます。単純計算でも5.27万円も東京の方がコストが掛かります。その分を自由に使えるお金に代えることができれば、かなり余裕が出来るはずです。

さらに東京本社勤務の方が同じ賃金で地方移住出来れば、より可処分所得をアップすることが出来ます。

リモートワーク×地方移住オススメ3選

No.1 長野県松本市

まず1つ目は長野県です。
長野県は中部地方に位置し、広大な自然と四季折々の風景が織り成す観光資源が豊かな県です。「移住したい都道府県」でも常に1、2位を争うほどの人気エリアの一つで、特に松本市や上田市、佐久市などは移住者も多いです。かくいう私も長野県出身ですが、都心に出てみてやっと長野県の魅力に気付きつつあります。

そんな元居住者の視点から見ても長野県松本市はオススメの移住先です。
オススメの理由をいくつかご紹介します。

程よい田舎

松本市は県下2番目の人口を抱える都市であり、松本駅を中心に市街地が形成されています。市街地に行けばパルコ(2025年閉店予定)やイオンモールといった商業施設が充実しています。松本城があることで観光も盛んで街並みも整理されているため、とても過ごしやすいと思います。また美味しい定食屋やラーメン屋など飲食店も充実しているため、生活に困ることはないでしょう。車があった方が便利ですが、少し走れば南松本に大規模なシネマコンプレックスもあります。

首都圏へのアクセスも良好

松本市は首都圏へのアクセスが比較的良いと言えます。
特急あずさで新宿へ2時間程度、名古屋へも同じく2時間ほどで行けるため、便利です。
このほか中央自動車道や長野自動車道など高速道路でも方々へアクセスしやすい環境にあります。

さらに都心へは行けませんが、信州まつもと空港があります。フジドリームエアラインズという地域航空会社が新千歳・福岡・神戸へ毎日運航しているため、意外にも色んな場所へ行くことが出来ます。

子育て支援も手厚い

松本市には保育園から大学まで幅広い分野での教育機関が充実しています。高校・大学は公立だけでなく、私立もあるため、将来進みたい職業へのアプローチの幅も広いと言えるでしょう。また3歳未満の子どもを対象に子育て支援クーポンの配布も行なっています。これはファミリーサポートや子どもの一時預かり、病児・病後児保育などのケアを受けられるもので、子育て世代からも支持されるサービスの一つです。

松本市に住むメリットまとめ
項目内容
気候夏は涼しく、冬は寒冷。四季がはっきり
自然環境北アルプスの山々や豊かな自然が広がる
文化・歴史松本城や歴史的街並みが魅力
交通東京や名古屋へのアクセスが良好
食文化信州そばや新鮮な山の幸が豊富
観光資源登山や温泉、自然観光資源が豊富
生活環境コンパクトシティで生活利便性が高い
働き方リモートワーク環境が整備されている

こんな人が向いている!

・首都圏への出勤も可能性ある人
・自然と共存した生活がしたい人
・子育て環境を重視したい人 

松本市への移住に役立つサイト
まつもと暮らし:松本市の基本情報や、移住者の体験談などを掲載
松本市移住サポート:移住に関する相談窓口や、移住セミナーの情報、補助金制度などを紹介
信州まつもと移住ガイド:松本市を含む周辺地域の総合移住ガイド

長野県の移住についてメリット・デメリット

No.2 大分県大分市

続いては大分県大分市です。
大分県といえば長野県と並んで「温泉」が有名な県で、「おんせん県おおいた」のキャッチコピーで知られています。その中でも大分県大分市は同県の県庁所在地であり、移住先としてもバッチリの環境が整えられています。

グルメと温泉が気軽に楽しめる

大分市は豊富な漁場として知られる豊後水道に位置しており、関アジ・関サバといった高級魚が獲れます。先に紹介した長野県は内陸県ですので、海のある街で過ごしたい方にとっては最高の環境があります。スーパーにも新鮮な魚が並び、本州で食べるよりも格安で済みます。個人的にも47都道府県渡り歩いてきた中でトップクラスにグルメの美味しい街の一つだと思います。

さらに温泉も手軽です。何せおんせん県おおいたを代表する別府は特急でお隣ですし、車で一般道を使ったとしても20分程度で行くことが出来ます。

気軽に温泉や海の幸を手に入れることが出来るのはメリットだと思います。

温暖な気候と自然環境が整っている

大分市は高崎山自然動物園や田ノ浦ビーチなど気軽に自然に触れ合えるチャンスがたくさんあります。子どもを育てている親にとっては子どもと一緒に行ける場所がたくさんあるため、大自然と隣接した暮らしをしたい方にはオススメです。また少し足を伸ばせば豊後大野の原尻の滝や由布岳など桁違いの自然に接することもできます。

さらに大分市は年間平均気温が約16〜17℃と過ごしやすい気候です。冬場も寒すぎるということもなく、雪の心配もほとんどありません。夏場は台風の影響を受ける可能性はありますが、他の九州の自治体に比べれば被害も少なく、安心できるでしょう。

大分市に住むメリットまとめ
項目内容
気候温暖で過ごしやすい。雪はほぼ降らない
温泉全国有数の温泉地が身近
食文化新鮮な魚介類や地元グルメが豊富
生活費物価や家賃が安く経済的
交通空港・鉄道がありアクセス良好
自然環境海・山に囲まれた美しい風景
教育子育て支援が充実
働き方リモートワークや副業がしやすい環境

こんな人が向いている!

・グルメも温泉も楽しみたい人
・可処分所得を増やしたい人
・海と山のある生活を楽しみたい人 

大分市への移住に役立つサイト
大分市移住応援サイト:大分市の基本情報や、支援制度などを掲載
おおいた暮らしの第一歩:移住に関する相談窓口や、移住セミナーの情報、移住者の声などを紹介

No.3 高知県高知市

3つ目は高知県高知市です。
高知市は四国地方・高知県の県庁所在地であり、温暖な気候、美しい自然、豊かな食文化が魅力の都市です。坂本龍馬の出身地としても有名で、歴史や文化の香りが漂う街です。

高知市は人口30万人ほどの人口ですが、市街地をとさでん交通という路面電車が走っています。路面電車のおかげで市内の移動は楽ですし、夜遅くまでお酒を飲める環境が整っています。それでは以下に高知市に住むメリットをお伝えします。

豊かな自然環境が揃う

上記の大分市と同じく、高知市はほとんど雪が降るリスクがありません。年中を通して比較的温暖な気候が整っており、それによって過ごしやすい環境です。車で少し走れば坂本龍馬像のある桂浜や四万十川、仁淀ブルーの仁淀川など日本でもトップレベルの綺麗な景色を見ることが出来ます。また夏場は台風が多い印象もありますが、その分自治体の対策が万全のため、そこまで心配する必要はありません。

酒好きには堪らない街

高知市にはカツオのたたきに代表される郷土料理が多くあります。土佐ジローといった地鶏もあり、新鮮で美味しい食にありつけます。私は過去47都道府県全て回ってきて、高知が一番メシがうまいと思ったので、これがすぐに食べられる環境にあるのは物凄く羨ましいことです。さらに街中にはひろめ市場のような手軽にお酒を飲めるスポットがあり、お酒片手に鮮度抜群の高知料理を楽しめます。

人情味溢れるコミュニティ

高知市には「高知家」と呼ばれるような優しく、人情味溢れるコミュニティがたくさんあります。東京や大阪といった大都市圏から来る移住者も多いため、受け入れる側のサポート体制も万全です。

項目内容
気候温暖で過ごしやすい。冬は雪が少ない
自然環境海・川・山に囲まれた豊かな自然
食文化カツオのたたき、地酒、文旦
交通空港・鉄道・高速道路が整備されている
生活費家賃や物価が安い
子育て支援医療費助成や自然体験教育
リモートワークコワーキングスペースやWi-Fi環境が充実
観光・レジャー桂浜、四万十川、よさこい祭り
地域コミュニティ温かい人々、移住サポートが充実

こんな人が向いている!

・自然豊かな環境で過ごしたい人
・地元民と熱い人生を送りたい人
・高知の食文化を楽しみたい人 

高知市への移住に役立つサイト
こうちらいふ:高知市での暮らしに関する相談窓口、コラム
高知家:高知県全体の移住情報や支援制度を紹介

  • この記事を書いた人

Shumoty

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