2023年6月23日(金)熊本県山都町にある、
通潤橋が国宝に指定されました。
これまでは国の重要文化財でしたが、
23日付で文化審議会が答申したとのことで、
今後ますます注目されるスポットになりそう!
■通潤橋国宝指定のニュースはこちら
ちなみに通潤橋とは何か?
嘉永7年(1854年)、水不足に悩む白糸台地に水を送るため、矢部の惣庄屋・布田保之助によって造られた日本最大のアーチ式水道橋です。
https://kumamoto.guide/spots/detail/11810
山が続く白糸台池に水を供給し、
安定的な農耕活動を行うために建設され、
1854年の竣工から現在も稼働中。
画期的な仕組みで作られた通潤橋。
国宝に選ばれないのが不思議なくらいでした。
というわけで今回は土日や連休に行きたい!
通潤橋のある熊本県の観光スポットをご紹介!
通潤橋もご紹介しますので、
ぜひ熊本旅行の参考にしてみてください!
通潤橋
熊本県山都町にある通潤橋をご紹介!
こちらは先述した通り、
2023年6月23日に国宝に指定されました。
1854年に竣工してから2023年の現在まで、
ずっとこの辺りの農耕活動を支えています。
通潤橋とは水不足に悩んでいた白糸台地に、
水を送るために作られた、
日本最大のアーチ式水道橋です。
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水路の長さ126m
橋の長さ75.6m
橋の幅6.3m
橋の高さ20.2m
アーチの半径27.6m
という規模の大きさで、
6km離れた笹原川から水を引き、
1日で15,000㎡の水を送っています。
現在でも農耕活動に使われていますが、
この一帯は観光地化されており、
間近で橋を見ることができます。
遠目から見ると普通の橋に見えますが、
やはり近づいてみると凄いです。
こちらが間近に近づいた時の橋です。
城のお堀みたく整然と並んだ石段は圧巻!
実はこの時は放水のタイミングではなく、
チョロチョロ流れている様子でしたが、
このようにど迫力の放水を見られます。
しかもこの橋、時間帯によっては登れます。
ぜひ興味のある方は登ってみてください。
ちなみに通潤橋は、
道の駅 通潤橋という施設になっており、
そこで売っている矢部茶アイスが有名です。
品の良い抹茶が鼻腔をくすぐります。
濃厚すぎず適度なスッキリさもあり、
通潤橋を見ながら食べる楽しさもあります。
ぜひお立ち寄りの際は食べてみてください。
2016年に発生した熊本地震で、
震度6弱を記録した山都町ですが、
壊れることなく現在まで使われている国宝。
他の国宝にはない画期的な知恵を学んでみませんか?
通潤橋
・住所:上益城郡山都町 郡山都町長原
・営業時間:9時~17時(道の駅)
・入場料:500円(橋上部)
200円(子ども)
・駐車場:有(バイク可)
・公式サイト:こちら(通潤橋)
こちら(道の駅)
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高森湧水トンネル公園
次にご紹介するのは高森湧水トンネル公園。
通潤橋からも比較的近いココもオススメ!
高森線と高千穂線を結ぶトンネル工事中に、
突如湧き出た大量の水をきっかけに公園になった場所。
現在でも高森町の重要な水資源になっており、
毎分32トンもの水が湧き出ています。
トンネル内部はネオンが輝いており、
どこか幻想的な空間が広がります。
夏場に訪れましたが、
夏とは思えぬ涼しさで驚きます。
トンネルの長さは2,055mもあり、
歩くと往復40分ほどかかります。
川を挟んで両側が遊歩道になっており、
片側通行というわけでもないので、
譲り合って歩いていきましょう。
川には地元の学生が書いた七夕があったり、
謎のオブジェがあったりと面白いです。
トンネル最深部まで行くと、
ウォーターパールという名のスポットが。
写真だと伝わりづらいのですが、
ストロボを使った光と水の共演が見れます。
時間によっては水が止まって見えたり、
水の流れが逆流しているように見えたりと、
目の錯覚を利用した面白い演出があります。
動画で見てみるとよりわかるので、
ぜひ興味のある方は見てみてください。
結構面白いですよ!
高森湧水トンネル公園
・住所:阿蘇郡高森町高森1034-2
・営業時間:9時~18時
・入場料:300円(大人)
100円(小学生)
・駐車場:有(バイク可)
・最寄駅:南阿蘇鉄道高森駅から徒歩10分
・公式サイト:こちら
阿蘇山 大観峰
続いては超有名観光スポット、
阿蘇山 大観峰です。
元々は遠見ヶ鼻という名前でしたが、
大正11年に文豪・徳富蘇峰によって、
大観峰と名付けられました。
ここから見る阿蘇山は絶景!
間違いなく一番綺麗に見られる場所です。
大観峰は標高935mもあるので、
山頂から見下ろす景色は最高です。
突き抜けた空と阿蘇五岳やくじゅう連峰、
阿蘇市の街中まで見ることができます。
秋から冬にかけて温度が下がると、
雲海がお目見えすることでも有名で、
また違った形で景色を楽しめます。
ツーリングスポットとしても知られ、
多くのライダーから愛される場所です。
大観峰にもジャージー牛乳のアイスが。
阿蘇の牛乳で作られたソフトクリームは、
濃厚なのに後味がスッキリしており、
食べやすい味わいが特徴です。
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阿蘇山 大観峰
・住所:阿蘇市山田
・営業時間:8時30分~17時(喫茶店)
・入場料:無料
・駐車場:有(バイク可)
・公式サイト:こちら
あか牛丼
阿蘇に行ったら絶対食べるべきは、
あか牛を使った丼「あか牛丼」です。
ミディアムレアの牛ステーキに、
少し甘めのタレがかかった一品です。
熊本市内含め人気店は常に満員!
しっかりとした歯応えがあり、
噛むたびに味がじんわりと滲む。
まさに至高の逸品です。
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南阿蘇鉄道 見晴台駅
4ヶ所目は南阿蘇鉄道の見晴台駅。
なんとも素晴らしい名前の駅です。
南阿蘇鉄道は阿蘇地方を走るローカル鉄道で、
立野~高森までの17kmを結んでいます。
熊本地震で甚大な被害を受け、
現在は立野から中松まで運休中ですが、
見晴台駅は健在です。
この見晴台駅はキリン「午後の紅茶」で、
CMの撮影に使われた駅として知られます。
テレビCMは上白石萌歌さんが出演し、
見晴台駅と共に注目を集めました。
駅舎には当時のCMのアーカイブがあり、
キリンの自販機も置かれています。
駅舎はこぢんまりとしていますが、
テレビCMの放映以降多くのファンが訪れ、
一躍人気スポットになりました。
訪れた日も多くのファンが写真撮影しており、
放映から数年経っても愛されています。
駅の写真撮影をしていると、
トロッコ列車がやってきました。
ゴールデンウィークということもあり、
列車には多くの乗客の姿が。
見晴台駅では写真撮影のため数分停車。
CMを見た乗客が撮影していました。
なお見晴台駅はCM放映前までは、
本当にただの無人駅でした。
そのため観光地化されておらず、
住民の方に迷惑がかかる可能性があります。
撮影される際は人の土地に入らないよう、
細心の注意を払ってください。
車で来る際は駅舎前の駐車場へ。
ルールを守って写真撮影をしましょう。
南阿蘇鉄道 見晴台駅
・住所:阿蘇郡南阿蘇村両併
・営業時間:7時50分(高森方面)
6時2分(立松方面)
※共に平日の始発
22時19分(高森方面)
20時51分(立松方面)
※共に平日の終電
・入場料:無料
・駐車場:有(バイク可)
・公式サイト:こちら(南阿蘇鉄道)
・トロッコ運行についてはこちら
熊本城
最後にご紹介するのは熊本城。
重要文化財の一つであり、
銀杏城で知られる熊本のシンボルです。
こちらも先の地震で甚大な被害を受け、
13ある重要文化財全てが被災しました。
特に石垣や櫓などが被害を受け、
完全復旧は2052年になる予定です。
築城は1469年で今から550年以上前。
熊本地震は築城以来最大級の地震ですが、
全ての建物が壊れたわけではないので、
現在でもその姿を見ることができます。
あれだけの大地震でも全壊しない技術力。
まさに日本の建築技術の高さが伺えます。
お城の周りは復興見学ルートがあり、
崩れた石垣や櫓の復興方法が書かれています。
現代技術でも復興には30年以上かかります。
改めて自然の力の恐ろしさを感じます。
復興に向けて最善を尽くす熊本城。
ぜひ一度訪れて歴史と自然の力を体感してみては?
熊本城
・住所:熊本市中央区本丸1-1
・営業時間:9時~16時30分
・入場料:
大人:大人:800円
高校生:高校生:800円
中学生:中学生:300円
小学生:小学生:300円
・駐車場:有(バイク可)
・公式サイト:こちら
最後に
いかがでしたか?
今回は阿蘇を中心に紹介しましたが、
天草や熊本市内も魅力的です。
今回は第1弾でしたが、
第2弾では天草や熊本市もご紹介します!
ぜひチェックしてみてください。
最後に熊本のオススメホテルをご紹介!
旅のご参考にどうぞ。
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▼熊本市:旅館ややの湯
▼熊本市:相鉄グランドフレッサ熊本
(熊本市中心部から近め)
▼阿蘇市:野の花の宿 阿蘇の四季