皆さんは静岡県に行ったことはありますか？
静岡といえば何を思い浮かべますか？
グルメで言えば「お茶」「桜えび」「うなぎ」。
大都市で言えば静岡市、浜松市。
観光で言えば伊豆半島、熱海、富士山。
東京と名古屋の間に挟まれた静岡は何かと過小評価されていますが、
僕は魅力度トップクラスの県だと思っています。
というわけで今回は・・・
年間100回以上旅する僕が、
静岡県移住のススメと題して、
静岡県で「暮らす」魅力をお伝えします！
静岡県の特徴（メリット）
静岡県に住むメリットはたくさんあります。
まずはメリットをいくつかピックアップ。
他県では成し得ないメリットが盛りだくさん！
その1 グルメの宝庫
まず真っ先に挙げられるのはグルメ！
静岡は桜えびやしらすの漁獲量が全国屈指！
鮮度抜群の海鮮が味わえます。
しかも美味しい海鮮を味わえるスポットが多いのもGOOD！
沼津港、焼津港は観光地としても知られており、
鮮度抜群の海鮮を気軽に味わえます。
海鮮の他にも乳製品も有名です。
富士山麓の朝霧高原で売っている牛乳はコクが強く、
一度ここの牛乳を飲むと他は飲めないです。
また道の駅 朝霧高原で売られているカレーは絶品。
溶け出すチーズと甘めのルーが絶妙に絡み合い、
なんとも言えない味わいを生み出しています。
県西部の浜松は「うなぎ」でも有名ですね！
浜名湖で鰻の養殖が発展したことでうなぎが有名になった浜松。
ソウルフードである浜松餃子も有名な県下屈指のグルメの宝庫です。
こんな人が向いている！
・海の幸も山の幸も食べ尽くしたい人
・新鮮な海鮮が食べたい人
・食べ物の好き嫌いがない人
その２ 都市圏へのアクセスが良い
静岡は交通の便がいい場所と言えます。
主な交通網は東海道新幹線、静岡空港、高速道路。
そのどれもが便利で、どこへでも行けてしまいます。
東海道新幹線は驚異の6駅があり、
ひかり、こだまが停車するため東名阪へのアクセスは良好です。
静岡空港も意外に便利です。
就航都市は北海道、出雲、福岡、那覇など。
国内旅行を気軽に行けるのはアツいですよね！
静岡空港はFDA（フジドリームエアラインズ）がハブにしており、
地元の航空会社として機能しています。
富士山静岡空港についての詳細はこちら
最安値の国内航空チケット比較なら【NAVITIME Travel】
道路状況も良いのが静岡です。
国道1号の多くは追越車線があり、
真っ直ぐに続く道が多いため運転しやすいです。
至る所にバイパスがあるのは静岡くらいではないでしょうか。
2012年に開通した新東名のおかげで交通渋滞も緩和傾向にあります。
こんな人が向いている！
・東名阪の移動が多い人
・旅行が好きな人
その３ 多様な文化圏
静岡の良さは場所によって文化圏が違うところです。
伊豆と浜松では生活スタイルや食文化も違う。
自分達の暮らす範囲内で完結しているので、
各々の地域で独特の文化が育まれているのです。
先ほど取り上げた食文化の違いで言えば、
伊豆は駿河湾で水揚げされた海産物で、
御殿場や裾野の方に行けばソーセージなど。
浜松は餃子やうなぎもあります。
所変われば品変わる、とはこのことです。
こんな人が向いている！
・柔軟な人間関係を望む人
・多様な考え方を受け入れられる人
・多様な考え方を楽しめる人
静岡県のデメリット
メリットもあればデメリットもある。
それはどこの都道府県でも同じです。
例外なく、静岡にもあるのでご紹介します！
その１ 災害の危険性が高い
静岡県は災害に見舞われる可能性があります。
南海トラフ地震、台風による土砂災害、富士山噴火。
静岡県の調べでは県内で10万人以上が被災する、
そんな恐ろしい統計結果も出ています。
ただし、これは静岡県に限った話ではなく、
全国でも可能性がある話です。
静岡県に移住を考えている方は、
移住する場所の防災マップを見ておきましょう。
ハザードマップについてはこちら
その２ 交通の便が悪いこともある
メリットで交通網がいいところをお伝えしました。
しかし考えようによっては不便とも言えます。
それは新幹線がこだま、ひかりしか停まらないこと。
最速達の「のぞみ」は静岡全駅を通過します。
また在来線も意外に不便です。
首都圏のような特急や快速はなく、
ほとんどが各駅停車となります。
本数もそこまで出ていないため、
電車移動をしようとすると不便かもしれません。
静岡県でオススメの地域
メリットデメリットをお伝えしたところで、
静岡でオススメの移住先を3つお伝えします！
ぜひ移住検討の参考にしてみてください。
その１ 沼津市
一つ目は沼津市です。
沼津市は静岡県の東側に位置する街で、
人口はおよそ18万人の都市です。
近年は駿河湾の片隅にある小さな高校が舞台の、
ラブライブ！サンシャイン!!で町おこし中。
沼津市のいいところは交通の便でしょう。
沼津駅は首都圏へのアクセスが良いです。
東海道線は沼津始発で都心まで乗り換えなし。
東海道線で東京駅まで2時間ちょっと。
頑張れば在来線でも都心へ通勤・通学可能で、
隣の三島駅から新幹線に乗れば1時間で行けます。
駅前には高層階マンションや、
スーパー、商業施設がありますし、
国道1号沿いにはロードサイド型店舗、
ららぽーと沼津もあるので生活に不自由はないです。
沼津駅周辺の1K家賃相場は4.9万円、
1LDKは7.49万円で都心と比べると雲泥の差です。
単身者で休日を楽しみたい方や、
月半分以上が在宅勤務という方にもオススメです。
また沼津市は子育て支援にも力を入れています。
対象条件を満たすと出産応援給付金（妊婦1人につき5万円）、
子育て応援給付金（新生児1人につき5万円）を支給しています。
このほかにも沼津市子育てポータルサイトを運営し、
子育てに関する情報や困ったときの問い合わせを用意しています。
■沼津市子育てポータルサイトはこちら
■沼津市の空き家情報はこちら
■沼津市の物件情報(賃貸)はこちら
■沼津市の移住補助金はこちら
沼津はこんな人が向いている！
・首都圏通勤の方(小田原・平塚など)
・首都圏よりも家賃を抑えたい方
・これから子育てをする方
・日常生活を沼津で完結したい方
その２ 浜松市中区
続いては浜松市です。
浜松は言わずもがなの大都市で、
人口は78万人で静岡県最大の人口を誇ります。
政令指定都市である浜松には大企業が集まっており、
活気に溢れています。
【浜松市に本社・拠点を置く企業】
・スズキ（自動車・オートバイ）
・本田技研工業（自動車・オートバイ）
・ヤマハ（楽器・オートバイ）
・ローランド（電子系楽器類製造）
・浜松ホトニクス（光電子デバイス製造）
個人的にも県庁所在地である静岡市より、
浜松市の方が都会だと思います。
そんな浜松市ですが、
一口に浜松と言っても大きすぎます。
面積は1558.06平方キロで日本第2位の大きさです。
ですから住む場所には気をつける必要があります。
僕のオススメは浜松市中区です。
浜松市中区は浜松駅や、浜松市役所など・・・
街の中枢であり、最も栄えている場所になります。
そんな中区の家賃相場を見てみましょう。
ワンルーム・1Kは4.6万円で沼津市よりも安いです。
1LDK・2K・2DKは6.81万円で、
こちらも沼津市よりも安いんです！
浜松には遠州百貨店やイオンモール浜松志都呂など、
大きな商業施設がたくさんあるほか、
ボートレース浜名湖といったギャンブルもあり、
いろいろな楽しみ方があります。
また名古屋も新幹線で40分程度で行けるので、
休日の楽しみも広がります。
移住に際しての補助金も素晴らしく、、
浜松市では、東京圏から浜松市に移住して、就業、起業等した方に対し、最大100万円支給します。
浜松市移住促進ホームページより
令和5年度からは、18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合、
一人につき100万円（令和5年3月31日以前に移住した場合は30万円）を加算します。
かなりの補助がありますので要チェック！
■浜松市の物件情報はこちら
■浜松市の空き家情報はこちら
■浜松市の移住補助金はこちら
浜松はこんな人が向いている！
・休日を楽しみたい方
・音楽やバイクなどの趣味が好きな方
・東京よりは名古屋で遊びたい方
その３ 静岡市清水区
最後は静岡市清水区です。
清水区は2005年に静岡市の仲間入りをした、
人口22万人の行政区です。
静岡市は近年人口減少傾向にあり、
大都市圏への人口流出が止まりません。
だからこそ、いいのです。
大都市は便利で良いかもしれませんが、
その反面、人が多すぎて疲れてしまいます。
そんな中にあって清水区はちょうどいいのです。
特にオススメできる世代は子育て世代。
静岡市は保育園・幼稚園などが他自治体より多く、
子育て世代への支援も手厚いです。
特に静岡市が力を入れているのが、
共働きの子育て世代への対応です。
静岡市社会福祉協議会が実施している、
ファミリーサポートセンター。
これは市内在住で生後2ヶ月以上・小6までの子供を持つ親と、市内在住で本事業の趣旨を理解してくれる方をマッチングして子供を預かるサービス。
この事業自体は全国の自治体でもありますが、
静岡市の場合はサイトへの力の入れ方や、
事業のわかりやすさなどが非常に良いです。
お金は掛かってしまいますが、
冠婚葬祭や一人で買い物がしたい！などの要望に応えています。
もちろん間にはマッチングを手助けしてくれるサポーターもいます。
■静岡市ファミサポについてはこちら
（料金や事業趣旨など詳細が記載）
また清水区は清水エスパルスや、
エスパルスドリームプラザといった娯楽も多数あり、
三保の松原、日本平などの景勝地もあります。
清水はこんな人が向いている！
・共働きかつ子育て世代の方
・休日に気軽に観光地へ行きたい方
・地元のスポーツチームを応援したい方
