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【2024年 決定版】絶対ハズさない!ご当地の美味い回転寿司ランキング!

本記事は5分以内に読み終わります。

突然ですが。

皆さん回転寿司は好きですか?

かっぱ寿司やスシローなど100円寿司と呼ばれる回転寿司から銚子丸や三崎港といったミドルコストの回転寿司まで。幅広い金額と商品で多くのファミリーを楽しませてくれる回転寿司。
そんな回転寿司ですが、かっぱ寿司やスシローといった大手のチェーンだけでなく、ご当地限定の回転寿司というのもあります。

そもそも。

全国に寿司屋は2万4千店舗以上あり、このうち大手回転寿司チェーンの5社(かっぱ寿司、スシロー、はま寿司、くら寿司、魚べい)だけで全国に2,000店舗を超える店舗数を持っています。地方のバイパスに行けばどこかしらのチェーンの回転寿司がありますよね。

というわけで年間100回以上旅行をする「僕」がオススメしたい!美味しいご当地回転寿司トップ4をランキング形式でご紹介します!

全国の回転寿司を食べ歩いた僕だからこそ語れる「本当に美味しいご当地回転寿司」をご案内します。

年間100回旅するサラリーマンのオススメ

ぜひ次の旅先を選ぶ時の参考にしてみてくださいね!Xもやっています!Twitter限定のつぶやきも多数あるのでチェックしてみてください!

ランキング1位~4位

第4位 静岡県

第4位は静岡県です。静岡県と言えば「しらす」や「桜エビ」が有名ですよね。しらすは愛知県に次いで第2位、桜エビは全国第1位の漁獲量を誇ります。全国でもトップクラスの海の幸を有する静岡県でオススメしたい回転寿司はこちら!

花まる銀彩(伊東市)

伊豆半島の伊東市にある「回転寿司 花まる銀彩」です。こちらのお店は伊東市のほかに神奈川県箱根郡湯河原町にも店舗を持っています。

こちらのお店の最大の特徴は地魚の豊富さ
毎日「本日のおすすめ」と題して旬の地魚握りが味わえます。

この日の地魚は「サワラ」。しっとりした身と程よく握られたシャリとの相性が絶妙でクセがなく程よい甘みが感じられます。

このお店で一番美味しかったのは「カツオ」。カツオといえば高知県が有名ですが、実は漁獲量では静岡県が全国1位なんです。ギュッと詰まったカツオの旨みが口の中に広がります。こちらのお店は伊豆急行の伊豆高原駅からも徒歩圏内で、都心からのアクセスもしやすいのでオススメできます。

レールに載った寿司を食べる事もできますが、職人さんに直接オーダーすれば新鮮なネタを食べられます。美味しい回転寿司で伊豆を感じたいなら間違いなくこちらのお店です!
花まる銀彩の他にも回転寿司沼津すし之介が横浜や立川に店舗を、沼津魚がし鮨が県内外に38店舗を持っています。静岡発のローカル回転寿司もチェックしてみてください!

3位 北海道

第3位は北海道。北海道は魚はもちろん、肉や野菜すべてがトップレベルです。
東京から大阪まで届くほど面積が広い北海道ですが、回転寿司ではどんなお店があるのでしょうか?
北海道発の回転寿司チェーンは以下の通り。

■北海道の主な回転寿司チェーン
・なごやか亭
・回転寿し トリトン
・根室花まる

なごやか亭は札幌を中心に道内に16店舗、関西に2店舗を構えるチェーンです。コスパで選ぶなら間違いのないお店で、こぼれいくらが有名です。
回転寿し トリトンは道内に14店舗、都内2店舗を構えるチェーンです。トリトンは道内民からも支持が厚いチェーンで、都内の2店舗でも大盛況です。
3つ目の根室花まるは道内・都内に12店舗を構える回転寿司チェーンです。東京では銀座と丸の内に店舗を持っており、連日大行列を作る人気チェーンです。

3つの北海道発・回転寿司チェーンをご紹介しましたが、僕がオススメするのは...

なごやか亭(帯広市)

なごやか亭です。先述した通り、なごやか亭は道内に16店舗を構えるチェーンですが、ボリュームやコストパフォーマンスでは最強だと思います。定番メニューの多さもさることながら、活気のある店内が高ポイントです。

こちらは「自慢のかにみそ」です。自慢というだけあって大盛りのカニのほぐし身と蟹味噌がマリアージュしています。一口食べればガツンと蟹味噌の香りが鼻腔をくすぐります。

こちらは青物三種盛りです。個人的に鯖やイワシといった青物が好きという事もあり、かなり厳し目の意見を言わせてもらいますと、今まで食べていた寿司は嘘だったのか?というほど美味しかったです。特にシメサバは肉厚だけど上品な味わいで、嫌な臭みは一切ありません。

北海道のハイレベルな回転寿司の争いは激化していますが、絶対にハズしたくないのであれば「なごやか亭」はオススメです。

第2位 石川県

第2位は石川県です。対馬海流とリマン海流が交わる恵まれた漁場で育まれた魚が食べられる石川県はズワイガニや高級魚として知られるノドグロなどが味わえます。また近江町市場など市場でも新鮮な魚を気軽に食せるとあって石川県、金沢市は共に人気の観光地でもあります。

そんな石川県を代表する回転寿司チェーンは...

■石川県の主な回転寿司チェーン
・金沢まいもん寿司
・すし食いねぇ!
・海天すし
・もりもり寿し

全国区の知名度を誇る「金沢まいもん寿司」をはじめとし、多くの人気チェーンがひしめき合っています。それだけ石川県では寿司文化が根付いていると言えますね。
地元民は「金沢まいもん寿司」「すし食いねぇ!」「もりもり寿司」を御三家と呼んでおり、いずれかのお店に行っておけば基本は問題ありません。

金沢在住の友人曰く、

一番行くのは、すし食いねぇ!

というわけで僕がオススメするお店も...

すし食いねぇ!県庁前店

すし食いねぇ!です。すし食いねぇ!は石川県と富山県に7店舗を展開する回転寿司チェーンで、本物の寿司職人が握る寿司はネタの食感からシャリの固さまで計算し尽くされています。また北陸地方の美味い海産物が集まる金沢港で水揚げされた鮮度の高い魚を提供しています。

そんな「すし食いねぇ!」でオススメしたいメニューは...

本マグロづくし(3貫)と、アジです。

まず寿司のネタ一つひとつが大きいですよね。一口食べれば美味いことは言わずもがな確定。分厚いネタが口中に広がります。
アジは嫌な苦味は一切なく、何枚でも食べられてしまいます。こんなハイレベルな回転寿司が食べられる北陸のポテンシャルの高さをひたすら羨むばかりです。
御三家と言われる「金沢まいもん寿司」「すし食いねぇ!」「もりもり寿司」のいずれか行っておけば間違いなく満足できますよ!

番外編 東京都

東京は一体どうなんだ、という声が聞こえてこないですが、自分で「東京は美味しくないの?」と気になったので番外編として入れてみます。第1位の発表前にすみません...!
結論、東京は回転寿司というよりはいわゆる回らない寿司屋が美味しいといえます。豊洲新市場で仕入れた全国各地の魚が鮮度をキープしたまま食べられるのは東京の特権です。

しかしネックなのはコストパフォーマンス
銀座では3万円以上するお店もザラにあり、コストパフォーマンスという面では微妙です。
回転寿司と回らない寿司屋を一括りにするのは野暮だとは思いますが、東京は回転寿司というより回らない寿司屋を楽しむ、という思考回路でいた方が幸福に感じると思います。

第1位 富山県

それでは映えある第1位!

第1位は間違いなく、富山県です。
富山県は豊富な漁場として知られる富山湾を持ち、年中美味しい魚が手に入る県です。
富山県発祥の回転寿司チェーンは以下の通り...

■富山県の主な回転寿司チェーン
・氷見きときと寿し(※本店は氷見市)
・すし道楽祭ばやし
・番やのすし

氷見きときと寿しはまさかの富山県ではなく、お隣の石川県に本社を構えるチェーンです。本店は富山県氷見市にあります。実は富山県で見かける回転寿司チェーンの多くは石川県が本社であることが多いです。

例えば富山駅の中にあって観光客に大人気の「すし玉」も石川県が本社、富山県内に3店舗を構える「すし食いねぇ!」も本社は石川県白山市にあります。
ということで、純粋に富山県に本社を置く回転寿司チェーンはどこか。

・すし道楽祭ばやし
・番やのすし

この2店舗が有名でしょう。「祭ばやし」は富山市に本社を置き、富山市内と滑川市内にそれぞれ1店舗ずつ持つ回転寿司チェーンです。氷見漁港と新湊漁港から毎日直送される新鮮な富山の幸を楽しめます。もう一つが「番やのすし」です。こちらは富山県内に4店舗を構えるチェーンで、「祭ばやし」と同じ会社が運営しています。こちらも富山の旬の魚をシーズンごとで提供し、リーズナブルに楽しむことができます。

そんな2つのご当地回転寿司チェーンを差し置いてオススメしたいのが...

氷見回転寿司粋鮨(高岡市)

富山市や富山県第2の都市・高岡市など3店舗を構える「粋鮨」です。ここは食べログでも評価の高い回転寿司で、鮮度抜群の富山湾の海の幸をこれでもかとリーズナブルに味わえるお店です。回し者か?と思われても仕方ないかもしれませんが、本当に美味しかったです。

特に美味しかったのは粋鮨特選10巻という天然本マグロや大トロ、氷見牛がのった10巻のセットです。そりゃ美味いだろというセットですが、他県の回転寿司と比べ群を抜いて美味しかったです。ブリがあまり好きではない僕でも氷見産のブリはねっとりとした脂が口の中に広がり、ほろほろと崩れるシャリと合わさって絶妙なハーモニーを奏でます。氷見牛の握りも抜群です。氷見は海産の宝庫というイメージが先行していますが、実は富山県最大の肉牛の産地でもあるそう。程よいサシの入った氷見牛はジュワッと溢れ出る肉汁がたまりません。

続いてはトロづくし。大トロ、サーモントロ、ねぎトロの3種で構成された素晴らしい逸品。大トロは手前味噌な表現ですが、口に入れた瞬間にとろけてしまい、サーモンは口の中が決壊寸前になるほどの良質な脂が支配します。ねぎトロは100円の回転寿司では絶対に出会えないほど甘みが強く、いつまでも口の中に圧倒的な存在感を与え続けます。

炙り三種も次元が違います。サーモン炙り、エンガワ炙り、ほたて炙りです。個人的にはエンガワ炙りがオススメ。わたあめのように口に入れた瞬間に消えてなくなります。子供のとき、あんなに大きなわたあめが口に入れた瞬間に消えてしまったあの儚さ。資金力を程々に手に入れた社会人が、またあの頃と同じ儚さを味わうことになるとは思いもしませんでした。

まとめ

というわけで、いかがでしたか?大手回転寿司チェーンもレパートリーが多く、お手頃な価格で私たちを楽しませてくれますが、ご当地回転寿司チェーンというのも良いですよね。今回はベスト4ということで、まだまだ紹介しきれないほどオススメしたいご当地回転寿司チェーンがたくさんありますので、また違った形でご紹介できればと思っています。

日本には日本食という素晴らしい文化があり、
日々「美味い」のために奔走する人の姿があります。
皆さんも今週末は食の旅に出てみませんか?

それでは次の記事でお会いしましょう。

美味しいホタテ、食べます?

  • この記事を書いた人

Shumoty

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