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皆さんは船旅をしたことありますか?
僕はこれまで多くの旅先をご紹介してきましたが、船旅はしたことがありませんでした。
揺れで酔いそう…
とか、遅いから飛行機で行きたいと言う方もいらっしゃるかと思いますが、、実は船旅は最高なんです。
と言うわけで今回は東京から四国・徳島と九州・北九州を結ぶオーシャン東九フェリーに乗ってきましたので、これから四国・九州方面へ船旅を検討されている方や、すでにオーシャン東九フェリーを予約したけど乗り方や船内での過ごし方がわからない!と言う方向けに解説していきます!意外とネットに載っていない情報もたっぷりお伝えしますので、最後までお付き合いください!
そもそもオーシャン東九フェリーって?
・東京(有明港)から徳島港〜門司港を結ぶ大型客船
・東京〜徳島は片道18時間
・東京〜門司港は片道32時間(徳島での休憩含む)
※船内にWi-Fiはなく、電波も基本的に通じない
この記事で分かること!
・オーシャン東九フェリーの乗り方がわかる!
・東京/有明港までの行き方がわかる!
・おトクなチケットの購入方法がわかる!
・船内での過ごし方がわかる!
・船内に持っていくべき物がわかる!
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チケットの購入方法について
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まずはチケットの購入について。
オーシャン東九フェリーでは電話、公式サイトから購入することが可能ですが、公式サイトから買うのが一番お得です。公式サイトで購入すると割引が適用され、通常料金よりも安く乗船できます。
オススメはWEB予約事前決済割引です。
乗船日前日の23:59までにクレジットカード決済することで割引が適用されます。割引金額は片道1,000円未満ですが、割り引かれないよりはマシと言う感じですね。
オーシャン東九フェリー公式サイトはこちら
公式サイトで購入が完了すると登録したメールアドレスに購入完了メールが届きます。メールにあるURLにQRコードが付与されていますので、乗船当日までは削除せずに取っておいてください。
フェリーの乗り方について
乗船手続きを済ませる
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それでは当日の動き方について説明します。
まずはGoogleマップで「東京都江東区有明4-8-6」と入れてください。オーシャン東九フェリー東京港フェリーターミナルの住所が出てきますので、ここへ向かいましょう。東京港から出港する際は19:00の出発なので、乗船手続きなどをすることを鑑みて2時間前くらいには現地にいた方が良いです。道も若干分かりづらく、周りは超巨大なトレーラーなどがバンバン通っていくので、バイクで行く方は特に注意を払ってください。
ちなみに周辺は倉庫街で、マジ何もないので、事前に食事は購入しておくことをオススメします。それとau系列は電波がつながりますが、ソフトバンク系の繋がりが微妙(状況によって変化あり)でしたので、フェリーターミナルのフリーWi-Fiを使うことをオススメします。メールアドレスの登録だけですぐに開通したので、便利です。
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では早速、乗船手続きを済ませましょう。
東京港フェリーターミナルは非常に簡素な作りで、分かりやすいです。まず1階エントランスからエスカレーターで2階に上がります。
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2階の右手に乗船手続きのフロアがありますので、ここで事前にメールで届いたURLからQRコードを表示して乗船手続きを済ませます。有人の窓口もありますが、2機の自動乗船手続き機がありますので、そちらを利用した方が良いです。
自動乗船手続き機で手続きを済ませると目的地までの紙、乗船券が隣の印刷機から出てきます。領収書を貰うと合計3枚になります。
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バイクの方は印刷機の奥にあるケースから目的地が書かれた紙を取ってください。その紙のウラには両面テープが付いているので、このように分かりやすい位置に貼り付けて下さい。クルマの方も分かりやすい位置に張り付けてくださいね。乗船時に確認されます。
大事なことなのでもう一度言いますが、東京港フェリーターミナルは超絶簡素な作りです。空港をイメージしていると相当な肩透かしを食うことになります。売店もありませんので、事前に買い物を済ませておきましょう。僕は下調べが足りず、ただただボーッとして過ごしていました。
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3階に上がると空港のような休憩スペースがあります。人だけで乗船する場合にはここが乗船口になります。時間まではここに居るのが良いでしょう。ここであれば先ほど紹介したフリーWi-Fiも使えます。ちなみに喫煙所は1階の入り口を出たところにあります。冬場は寒いですが、きちんと屋根が付いていますのでご安心ください。
乗船の方法
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それではいざ乗船です!僕はバイクで乗るので、乗船1時間前に検札されました。1階エントランスで係員がQRコードのリーダーを持ってくるので、乗船券に書かれてあるQRコードを見せましょう。そこから10分ほどで乗船開始になります。この日は僕ら以外にも数十名のバイカーがいましたので、前にならって進んでいきます。船までのスロープを登ります。400cc未満のミッションバイクであれば2速で登っていきます。
登ると誘導員の指示に従って所定の止め位置まで向かいます。停車する際はニュートラルではなく、ローギア(1速)にしてエンジンを切り、ハンドルロックを掛けます。あとは係員が留め具を手際よく付けてくれるので、これで乗船は完了です。
部屋のタイプについて
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オーシャン東九フェリーには4隻のフェリーがあります。いずれも「びざん」「しまんと」「りつりん」「どうご」と四国の4県にまつわる名前が付いていますが、おおよその船内設備は変わりません。部屋に関しても変わりはなく、1~2名で利用できる2名個室、3~4名で利用できる4名個室、相部屋の3タイプの部屋があります。
僕は行きに相部屋、帰りに2名個室を利用しましたが、どちらも良かったです。簡単に両方の部屋をレビューしますので、参考にしてみてください。
2等洋室(相部屋)
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まずは相部屋の方から。相部屋は8名~16名までの部屋があり、二段ベッドになっています。上の方が揺れが大きいので、酔いやすいという方は下のベッドをオススメします。上下ともに知り合いであれば許せますが、結構物音や寝返りの音がうるさいので、1人で使う際は周りに気を使う必要があるかもしれません。部屋は都内のカプセルホテルをイメージしてもらえばわかりやすいです。173cmの僕だったら余裕で入れます。物置きもありますが、あまりに大きいカバンなどは入りきらないのでコインロッカーを使った方がいいでしょう。相部屋では完全に電波が遮断されてしまいますので、スマホは使えないものと思ってください。
2名客室(個室)
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続いて2名個室です。こちらは1~2名で使えますが、めちゃくちゃ良いです。まず部屋にテレビがあります。航行中はBS(衛星波)だけは常時映ります。また部屋に冷蔵庫があるので、飲み物や買ってきたものを冷やしておけます。ベッドは大家族の子供たちが使っていそうな二段ベッドで相部屋同様、上の段が揺れます。別途、個室料金が掛かりますが、個人的には圧倒的に2名個室をオススメします。大容量の荷物を持ち込むことができるほか、窓からオーシャンビューが眺められるのはポイントが高いと思います。なお、陸に近いエリアを航行している間は電波も繋がります。
船内の設備について
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お次は船内の設備についてです。
先ほど書いた通り、船内にはレストランの代わりとなる自動販売機があるほか温泉(風呂)、シャワー室、喫煙所のほかゲームコーナーもあります。ゲームコーナーにはスロットなどが置かれていました。使っている人は見かけませんでしたが、暇つぶしには良さそうです。船内設備は最低限という感じで、そこまで充実しているというわけではないです。なお甲板に上がることはできますが、21時には戸締りされていました。
船内での過ごし方
迷ったら、広場へ。
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続いて船内での過ごし方についてご紹介していきます。僕がよく利用したのはフェリー5階のオーシャンプラザという広場です。オーシャン東九フェリーにはレストランはない代わりに自動販売機が充実しています。
美味しかったフェリー飯は?
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まずは冷凍食品の自動販売機です。フェリー飯として番組にも取り上げられたほど美味しいらしく、、気になって色々買ってみました。
個人的に美味しかったのはかき揚げそばです。ダシを吸ってふやけたかき揚げとそばの風味が楽しめます。値段もバカ高い!と言うほどでもないので、小腹が空いたら気軽に食べられてしまいます。
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この他にもドリアやナポリタンといった洋食から塩ホルモン、焼き鳥といったおつまみに欠かせないアテも食べましたが、どれもそこそこに美味しかったです。とはいえ、、スーパーで買って持ち込めば値段は抑えられるし、、結局のところスーパーのクオリティと同じです。コスパを重視される方は持ち込みがオススメです。
船内には電子レンジも数多く完備しているので、持ち込んだ冷食を作ることも出来ます。
裏技・スーパーを使う!
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僕らは帰りに徳島で展開しているスーパーのチェーン・キョーエイで地場産の寿司を購入して持ち込みました。最後の最後まで四国を満喫できたのでオススメです。もし同じことをしたいと言う方はキョーエイ沖洲市場店が徳島港からも近くて良いですよ!
■キョーエイ沖洲市場店
・営業時間:9時〜21時
・定休日:なし
・駐車場:有
・公式サイト:こちら
Netflix/Amazonプライム・ビデオ
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ではWi-Fiもない船内でどのように過ごすべきなのでしょうか。
一つはNetflixやAmazonプライム・ビデオといったストリーミングサイトのダウンロードコンテンツを観ることです。
僕もNetflixにダウンロードした池袋ウエスト・ゲート・パークと進撃の巨人を観ながら過ごしました。とはいえこれだけでは飽きます。
そこでオススメなのが読書です。僕は船内に村上春樹の著書を持ち込んで読みました。難解かつじっくり読みたい作者の本はもってこいですよ。絶対集中できます。
あとはNintendo Switchもオススメです。友人が「アソビ大全」を持ってきてくれたので、それをやって時間を潰していました。結構盛り上がってしまうので、周囲の迷惑にならぬよう注意してくださいね。
ところどころ電波が通じる場所はありますが、機内モードにしておくことをオススメします。どこでもスマホで繋がってしまう現代に於いてスマホが使い物にならないということは自分や友人と向き合う大事な時間に使えるということでもあります。ぜひ、ダウンロードコンテンツはほどほどにして、普段出来ないことを考えてやってみませんか?
船内に持ち込むべき必需品
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それでは最後に船内に持ち込むべき必需品をお伝えしましょう。
①スリッパ
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スリッパはマストアイテムです。船内を移動する際にいちいち靴を履いていては面倒なことこの上ないので、スリッパを持っておくだけでだいぶ楽です。オススメはこちらの折りたためるスリッパです!
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②Apple純正アダプター
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Apple純正のアダプターも持っておくと便利!というのも寝室のコンセントは大きめのアダプターだと入りづらいです。僕が持っているアンカーのモバイルバッテリー機能付きアダプターでギリギリ納まるくらいだったので、純正のアダプターは持っておきましょう。
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③セーム(タオル)
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タオルも重要です。風呂があるので身体は洗えますが、タオルを干しておく場所がないので、速乾性のセームやタオルを持っておくことをオススメします。
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④耳栓・アイマスク
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耳栓とアイマスクもハズせないマストアイテムでしょう。特に耳栓は重要です。敏感な方であれば航行中の音はまあまあ気になります。全く敏感でない僕ですらちょっとうるさく感じたので、敏感な方は持っておいて損はありません。また個室の場合は電気を消せば真っ暗ですが、相部屋を利用している場合は終日電気が付いています。カーテンで締め切ることも出来ますが、アイマスクがあると安心かもです。
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Shumotyオススメのアイマスクはこちら!
⑤酔い止め薬
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これまで修学旅行でバスの最後尾に乗って調子に乗っていた人でも酔うレベルで船は揺れますので、酔い止め薬は持っておくべきです。オススメはこちら。普段相当なことがない限り酔わない僕でも少し酔ったので、服用しておくことをオススメします。
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